皆さんこんにちわ。アニメ担当のフルカブです。
2Dと3Dのどちらが優れているかって論争は
わりとよくある話ではありますが・・・
最近読んだ記事で、「2Dは3Dに劣る」という事が書いてありました。
完全に否定しきれない部分はありますが。
「日本のアニメは世界一」みたいに言われる事も多いですが、実際は
「キャベツ」だったり「うおっ、まぶし」だったり「ヤシガニ」だったりするわけで。
(もちろん素晴らしいアニメは素晴らしいですよ?)
確かに、3Dが2Dに勝っている部分はかなり多いと思います。
一度形を作ってしまえば、どんな角度からでも撮影できたりとか、
リアルな質感の表現や、空気感の表現とか。
あと、絵が崩れたりしないのが本当に良いですね。
でも、3Dには出来ないけど2Dには出来る表現もありますね。
先ほど絵の崩れがどうのって言いましたが、逆に
「わざと絵を崩してインパクトを出す」という事が3Dでは
難しいのではないでしょうか?
背景を簡素に書いて、メインの部分を目立たせる技術とか。
1つの画面の中で極端に緩急をつけるのは2Dで、しかもある程度
技術を備えた人でなければできない事ではないかと思います。
「3D」といわれてるものは、3D作成ソフトで作られたモデルに
2Dで描かれた「テクスチャー」を貼り付けたものがほとんどなはず。
3Dだけで3Dは完成しないんです。
(僕の知識が古かったらごめんなさいです)
結局、2Dと3Dは、一緒のようで別の要素なのではないかと。
2Dと3Dを同じ土俵で語るのは、牛丼と自動車の良し悪しを比べるような
的外れな事なのではないかと思いますね。
今日のオススメ
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まあ、結局のところ、優劣がどうのこうの前に、3Dでは「萌え」の表現が
まだ完成されてないわけで・・・